≪行事食・ひなまつり≫
ちらし寿司
牛乳
鰆の西京焼き
花麩のすまし汁
ひなまつり寒天
今日は3月3日のひなまつりに合わせた行事食です。ひなまつりは女の子が元気に成長し幸せになれるようにと願う日で、ひな人形を飾り、ちらし寿司やひなあられ、ひしもちなどをお供えします。今では家に飾られているひな人形ですが、昔は紙で作った人形に食べ物をお供えした後、災いなどの悪いものをこの人形にたくして皮に流す「流しびな」が行われていました。流しびなでは紙だった人形が、だんだんと綺麗な人形へと変わっていったため、川に流さずひな壇に飾るようになったと言われています。
給食では、見た目も鮮やかなちらし寿司と春の魚である鰆を使った西京焼き、かわいらしい花麩を使ったすまし汁、ひしもちと同じ桃色・白・緑の三色で作ったひなまつり寒天を作りました。ちらし寿司には未来の見通しが良いと言われ縁起の良いれんこんを使用し、鰆も出世魚で縁起が良いと言われている魚です。また、ひしもちの三色は白い雪の下に、緑の新芽が出て、桃の花が咲く春の風景を表していると言われています。
今日のひなまつり寒天は桃色をいちごミルク寒天、白をミルク寒天、緑を抹茶ミルク寒天で作りました。いちごミルク寒天は生のいちごをピューレにして作っているので香りもよく濃厚な味わいです。3層の寒天を作るには、それぞれの層を流しては固めと繰り返さないと綺麗な層になりません。固まる前に流してしまうと液体が一体化してしまうからです。そのため、2層目、3層目を流し入れる時はより一層緊張感が漂います。調理さんが1層ずつ時間をかけて丁寧に作ってくれたので、色も混ざらず、綺麗な3層の寒天が出来上がりました!
↓今日の給食室と教室の様子☆