2021年6月30日水曜日

【給食】2021年6月30日(水)

≪季節の和菓子・水無月≫
冷やしきつねうどん
牛乳
新ごぼうのから揚げ
水無月-みなづき-

 水無月という和菓子をご存じでしょうか?6月30日は1年の折り返しに当たることから、“夏越の祓-なごしのはらえ-”といって、半年分の厄を払い、残し半年の無病息災を願う様々な習わしが行われます。その中の1つに、宮中では氷を食べて涼をとったというものがあります。昔は氷は高級品とされていて、市民は手に入れることが出来なかったため、氷をイメージして作られたのがこの水無月です!ういろうの上に甘納豆が乗り、氷に見立てて三角形に切られていることが特徴です。主に京都でよく食べられている水無月を、今日は給食室で手作りしました!(調理の様子は写真とともにお伝えします!)

 初めて出る和菓子に生徒たちの反応が気になるところでしたが、「これなんですか?」と興味をもってくれた生徒が多く、ういろうを知っている生徒は食べる前に食感や味がイメージできたようでした。知らなかった生徒でも「食べてみたら美味しかった!」と食べてくれた生徒が多く、調理さんが頑張ってくれたかいがありました!これからも給食で初めての料理や食材に出会うことが多いと思いますが、意図や由来を知りながら食べることで、食の幅を広げてもらえたらと思います!

↑ういろうの生地は小麦粉・上新粉・砂糖・水で作りました!濾すことでダマがなくなり綺麗な生地になります。

↑生地の2/3を流し入れて5分蒸したら、甘納豆を敷き詰めて残りの生地を流し入れてさらに20分蒸します。

↑三角形に切ってクラスごとに配缶します。

↑綺麗な2層の水無月ができました!


↑油揚げは味がしっかり染み込むまで煮ました!

↑ごぼうが苦手という生徒もから揚げにすると食べやすい!


2021年6月29日火曜日

【給食】2021年6月29日(火)

≪献立≫
ごはん
手作りなめたけ
牛乳
鮭の塩麹焼き
切干大根の煮物
卵とオクラのみそ汁


↑鮭は液体タイプの塩麹に漬けたので、身はやわらかくしっとりし、味もよくついていました!

↑栄養豊富な切干大根ですが、ご家庭の食卓に上がる頻度はどれくらいあるでしょうか?今日はあえて定番の煮物で提供しましたが、サラダやみそ汁に入れると手軽に食べることができます。栄養豊富で噛み応えもある切干大根は、子供たちに食べ慣れてほしい食材の1つです!

2021年6月28日月曜日

【給食】2021年6月28日(月)


≪郷土料理・宮城県≫
ごはん
牛乳
油麩とじゃがいもの煮物
めかぶ和え
ずんだ白玉

 今日は給食で日本の味めぐり、宮城県の郷土料理給食でした!東北地方に位置する宮城県は、海にも山にも面しているため、様々な食材が獲れることが特徴の1つです。
 今日は、宮城県に昔から伝わる、お麩を揚げて作られた“油麩”を使った煮物、宮城県と岩手県で生産の7割を占めている“めかぶ”を使った和え物、そして、宮城県を代表する郷土料理である“ずんだ”を取り入れました!ずんだは枝豆を使ったあんこで、豆を打つことを意味する「ずだ」という言葉がなまって“ずんだ”という名前になった説があります!今日は餅の代わりに白玉団子を手作りし、カップに盛り付けてずんだを乗せました。ずんだも生の鞘付き枝豆から作ったので、青臭さもなく食べやすい仕上がりになりました!油麩・めかぶ・ずんだとどれも給食ではなかなか使用しない食材や料理でしたが、もりもり給食ウィークも手助けして、食べてみようという姿勢の生徒も多くいました!








2021年6月25日金曜日

【給食】2021年6月25日(金)

≪献立≫
カリカリ梅ごはん
牛乳
鶏肉の香味焼き
野菜の五色和え
わかめと麩のすまし汁

 今日のすくうるらんちではカリカリ梅ごはんの梅にちなんで、酸味の役割について紹介しました!疲れた時に酸っぱいものが食べたくなる時があると思いますが、これは酸味のもとであるクエン酸に疲労回復作用があるためです!また、梅などの酸っぱいものを想像すると唾液が出たという経験をしたことがある人も多いかと思いますが、実際、酸味のあるものを食べると唾液が多く出て食べ物の消化を助けてくれます。そんな役割がある一方で、梅をはじめ、酸味のあるものが苦手という人も多いですが、これは“酸味=腐ったもの”と人は認識しているため、もともと本能的に好まない味で、成長の過程で獲得していく味覚なのです!今日のカリカリ梅ごはんは梅を炊き込んだので酸味が控えめでしたが、それが逆に良かったのかよく食べている生徒も多くいました。今日は控えめでしたが、給食では梅や柑橘類などを使用し、酸味になれるように工夫していきます!






2021年6月24日木曜日

【給食】2021年6月24日(木)

≪献立≫
きんぴらパン
牛乳
サマーシチュー
キャロットドレッシングサラダ

 今日からもりもり給食ウィークが始まりました!もりもり給食ウィークは準備などをスムーズに行い、喫食時間をしっかり確保しようという取り組みです。栗島中学校ではこの期間中によく食べたクラスは賞状を渡し表彰しています!

 初日の献立は旬の新ごぼうを使ったきんぴらをピザチーズと一緒にパンに挟んで蒸したきんぴらパンです。蒸すことでふわふわになったパンときんぴらのしっかりとした食感、パンの甘みときんぴらの甘じょっぱさが相性抜群でした!
 サマーシチューは夏野菜のかぼちゃや枝豆が入り、とろみを米粉でつけているので、コクがありつつも重たくない仕上がりです!
 キャロットドレッシングサラダはドレッシングにすりおろしたにんじんを加えました!
 野菜たっぷりの献立でしたが、しっかり食べているクラスが多く、もりもり給食ウィーク初日よいすべり出しでした!



2021年6月23日水曜日

【給食】2021年6月23日(水)

≪献立≫
ごはん
牛乳
イカとポテトのチリソース
白菜とあさりのスープ
さくらんぼ(佐藤錦)

 今日の果物は今が旬の国産のさくらんぼでした!さくらんぼができるまでには、機械には頼れない手作業のものも多く、日持ちもしないため、どうしても高値になってしまう果物です。ですが、夏の始まりを知らせてくれる季節の果物でもあるため、給食でも毎年1回は出すようにしています!
 さくらんぼの栽培は山形県が盛んで、国産さくらんぼの70%は山形県産です。今日は“佐藤錦”という別名「赤いルビー」とも呼ばれる、日本で最も栽培されているさくらんぼが届きました!生徒たちはテストが終わった解放感とともに、旬のさくらんぼを味わっていたようでした!


↑エビチリならぬイカチリ!揚げたイカとじゃがいもをケチャップベースで作ったチリソースと合わせました!

↑粒の大きくて甘い佐藤錦が届きました!

2021年6月22日火曜日

【給食】2021年6月21日(月)

≪献立≫
ごはん
わかめのジュージュー
牛乳
ししゃもの梅しそフライ
ひじきと野菜のピリ辛和え
豚汁


↑わかめのジュージューは、ねぎとわかめを炒めておかかを加え、しょうゆで味付けしたごはんのともです。わかめを炒めている時にジュージュー(ギュッギュッ)という音がするので、そのまま名前に付けました!

↑味付けはしょうゆのみとシンプルですが、よく炒めたねぎとおかかの風味、歯ごたえのあるわかめでごはんが進みます!




↑ししゃもの梅しそフライはししゃものしその葉を巻き、小麦粉ドロでパン粉をつけてさサクッとこんがり揚げました!下味に練り梅を使っているので、ほんのり梅の風味もします。ジメジメしたこの時期にぴったりの料理です。

2021年6月18日金曜日

【給食】2021年6月18日(金)

≪献立≫
ごはん
牛乳
鯖のねぎみそ焼き
ひじきと野菜のピリ辛和え
沢煮椀


↑鯖を一度焼き、その上にねぎみそを乗せます。

↑たっぷりのねぎみそを一切れ一切れに丁寧に乗せてくれました!

↑こんがりするまで焼けば出来上がりです!みその香ばしい香りと甘じょっぱい味がごはんにぴったりでした!

2021年6月16日水曜日

【給食】2021年6月17日(木)

≪世界の料理・イタリア≫
ミルクパン
牛乳
チキンカチャトーラ
ベーコンサラダ
パンナコッタ

 今日は給食で世界の味めぐり、イタリア料理給食でした!イタリアはヨーロッパ南部にある南北に長い形をした国で、緯度と経度がほぼ日本と同じであるため、日本と同じく四季がある国です。気候や風土の違いによって、地域ごとに郷土料理があるところも日本と似ている点で、それらをまとめてイタリア料理とされています。今日はイタリアを代表する食材である“トマト”でチキンを煮込んだ、イタリア中部トスカーナ地方の郷土料理である“チキンカチャトーラ”と、イタリア発祥のデザートである“パンナコッタ”を提供しました!
 
 チキンカチャトーラは狩人風の煮込み料理で、カチャトーラが狩人を表しています!本場イタリアではチキンを使ったカチャトーラだけでなく、うさぎの肉を使ったカチャトーラも多いそうです。
 
 パンナコッタはパンナが生クリーム、コッタが火を通したという意味で、作り方がそのまま名前になったデザートです。滑らかな食感を再現するために、牛乳に対して生クリームの量を多めにし、粉寒天に一部ゼラチンを混ぜて固めました!上にかかっているのはいちごジャムとラズベリーで作ったベリーソースです。
 
 どちらも初めての料理だったようですが、特にパンナコッタは滑らかな食感が本格的で生徒たちだけでなく先生方からも好評でした!






【給食】2024年5月15日(水)

≪献立≫ ごはん のりの佃煮 牛乳 肉じゃが アーモンド和え   佃煮は、東京都の佃島が発祥の保存食です。のりや昆布、小魚などを、砂糖やしょうゆで甘辛く煮詰めて作ります。佃島は東京湾にあった島で、今から 400 年以上前、江戸時代の東京湾の漁師さん達にとって、とても漁のしやすい場...