2021年5月31日月曜日

【給食】2021年6月1日(火)

≪献立≫
アーモンド&バタートースト
牛乳
ポークマリネ
トマトと卵のスープ
美生柑

 6月初日の給食は、暑くなってきた今の時期でもさっぱりと食べられるポークマリネを提供しました!マリネはフランスの調理法のことで、レモンや酢などで酸味を効かせたマリネ液に食材を漬けることで、臭みをとったり、やわらかくしたり、保存性を高めたりする効果があります。給食では温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま出すことを心掛けています。そのため、今日はパプリカなどのカラフルな野菜とマリネ液は冷たく作り、教室で揚げた豚肉にかけてもらうことでマリネを再現しました!マリネ液はレモン汁を多めに使用したので、そこまで酸味もきつくなく、風味があって食べやすい味付けです。今日から運動会の学年練習が始まりましたが、暑い中で運動をしたあとにぴったりのメニューでした!



↑トーストには無塩食パンを使用しましたが、具がたくさんのるトーストではなかったため、少々食べにくさもあったようです。塩分を低くすることは大切ですが、美味しさも無くてはならないもの!どんなメニューで使うかの見極めが大切であることを実感しました。



↑豚肉は肩ロースを使用しました。塩・こしょうした豚肉に小麦粉と片栗粉をブレンドしたものをまぶしてカラッと揚げます!教室で上にかけてもらうマリネの野菜には赤パプリカ・黄色パプリカ・玉ねぎ・きゅうりと見た目も鮮やかなものを使いました! 

↑果物の美生柑!苦味で苦手とする生徒も多いですが、薄皮を剥くと食べやすくなります!

【給食】2021年5月31日(月)

≪献立≫
豚肉のクッパ
牛乳
ポテト入りナムル
豆乳寒天黒蜜かけ

 今日は栗島中で人気という「豚肉のクッパ(テジクッパ)」を提供しました。焼肉屋さんで食べたことがある人も多いかもしれませんが、クッパは韓国の定番庶民派料理と言われています。韓国は湿気が少なく乾燥しているため、スープは食卓に欠かせないものとなっています。それもあり、日本ではごはんと汁物は交互に食べますが、韓国ではスープの中にごはんを入れて食べるのは、日常的なようです。豚肉のクッパ(テジクッパ)は韓国の南東部にある釜山などの郷土料理と言われていて、釜山にはテジクッパ専門店がたくさんあるそうです。今日は豚小間に加えて、豚バラ肉も使用したので、豚肉のうま味たっぷりに仕上がりました!暑い1日だったので、生徒たちにとってもクッパは食べやすかったようです。


↑給食のクッパは具沢山!豚肉・にんじん・もやし・大根・白菜・小松菜・ねぎが入ります。キムチは入っていませんが、コチュジャンと一味で少し辛めの味付けです。



↑ポテト入りナムルのポテトは機械でマッチ棒くらいの細さにカットして揚げました!サクサクの食感で野菜も食べやすい1品です!

↑豆乳寒天黒蜜かけは手作りの豆乳寒天液をカップに流しいれて固め、そのあと手作りの黒蜜をかけました


2021年5月28日金曜日

【給食】2021年5月28日(金)

≪世界の料理・スペイン≫
パエリア
牛乳
エンパナーダ
ソパ・デ・アホ(にんにくのスープ)

 給食では生徒たちに食から世界の国々に興味関心をもち、様々な食文化を知ってもらいたいと思い、世界の料理給食を月1回程度提供しています。今月はスペインです!

 ヨーロッパにあるスペインは、地域によって気候や文化に違いがあり、それが食文化にも影響しています。食文化の特徴の一つとして、1日の中で1番メインとなる食事は昼食です!そのため、昼には“シエスタ”という2時間程度の昼休憩をする文化がありました。ですが、最近はシエスタを取らない企業や学校も増えているようで、人々の生活に合わせて、文化も変化しつつあるようです。また、東京オリンピック・パラリンピックの開催も近づいてきましたが、スポーツではサッカー、バスケ、テニスなどが有名で人気もあります。では、提供した料理を紹介します!

パエリア・・・スペイン南東部にある地中海に面したバレンシアが発祥の炊き込みごはん。今ではシーフードがオーソドックスですが、元々はうさぎの肉やインゲン豆が入っていました!給食ではいか・えび・あさりを使用し、いかは蒸したときの汁ごと入れたので、魚介の風味がしっかり効いた仕上がりになりました!

エンパナーダ・・・スペイン語で「パンで包む」という意味の食べ物です。具は様々あり、今回はじゃがいもとひき肉でしたが、本場ではトマト・ツナ・茹で卵の組み合わせがポピュラーなようです。記事は餃子の皮で代用しました。

ソパ・デ・アホ・・・スペイン内陸部にあるカスティーリャ地方のスープです。ソパがスープ、アホがにんにくを意味してます!また、フランスパンが入るのも特徴です。給食ではフランスパンを2cm角に切って焼きスープに加えましたが、オニオングラタンスープのように輪切りのフランスパンがスープに浮いているものもあります。

今年度初めての世界の料理の提供でしたが、パエリアなど以前にも給食で出ていたメニューもあり、よく食べてくれた生徒が多かったです!特にエンパナーダが人気のようでした!今後も様々な国の食に触れられるように、給食アレンジも加えながら提供していこうと思います。













2021年5月26日水曜日

【給食】2021年5月27日(木)

≪献立≫
ごはん
骨太ふりかけ
牛乳
生揚げのうま煮
ごま和え

 今日のふりかけはカルシウムをたっぷり含む、ちりめんじゃこと高野豆腐を使ったふりかけです!カルシウムというば骨!というイメージですが、実は筋肉を動かすスイッチや血管の壁を太くするなど、体内で様々な働きをしています。これらは生きていくのに必要不可欠なため、体内にカルシウムがなくならないように貯蔵するのも骨の役割の1つなのです。カルシウムが貯蔵できるのは二十歳くらいまでと言われていて、特に中学生くらいの年齢が1番カルシウムの吸収がよいとされています。給食でもカルシウムの積極的な摂取を考えて献立をたてていますが、ぜひご家庭でも乳製品や小魚、豆腐製品など、カルシウムが豊富な食材を摂ってみてください!





2021年5月25日火曜日

【給食】2021年5月26日(水)

≪献立≫
ごはん
牛乳
鯖のしょうが焼き
たけのこのきんぴら
いももちのごまみそ汁

 今日のすくうるらんちでは三角食べと口腔調味について紹介しました。今日のようなごはんが主食、汁物とおかず2品の組み合わせは、一汁二菜と呼ばれる和食の献立です。このような献立の時は、ごはんとおかずを交互に食べる“三角食べ”をするのがおすすめです!三角食べをすると、ごはんとおかずが口の中で混ざり合い、味が変化する“口腔調味”を楽しむことができます。この口腔調味を楽しめるのは、和食の大きな特徴の1つです!生徒たちには給食で、足立区が進めているベジ・ファーストはもちろん、料理そのものの味を味わえることや、口腔調味も身に付けてもらいたいと思っています。







【給食】2021年5月25日(火)

≪献立≫
卵&ガーリックトースト
牛乳
ジャーマンポテト
クラムチャウダー

 今日はあさりを使ったスープ、クラムチャウダーを提供しました!日本だとあさりの印象が強いクラムチャウダーですが、実際は“クラム”というのはあさりだけでなく二枚貝のことを表しています。本場アメリカではホンビノス貝などの拳くらいの大きさがある貝を使うことの方が多いようです。クラムチャウダーは栗島中の給食初登場だったようで、生徒たちも喜んで食べてくれました!

 卵&ガーリックトーストの卵トーストは、茹で卵を刻んで玉葱やマヨネーズと混ぜて食パンに塗って焼き、ガーリックトーストはバターとすりおしたにんにく、パセリを混ぜて食パンに塗って焼きました。ごはんと比べると、パンがちょっと苦手な栗中生ですが、今日のトーストはとてもよく食べていて、ほとんど残りがありませんでした!






【給食】2021年5月24日(月)

≪献立≫
みそラーメン
牛乳
ししゃものチーズ春巻き
杏仁豆腐

 みそラーメンのスープはいつもとはちょっと違う作り方をしました!スープにみそをそのまま溶かすのではなく、にんにく・しょうが・豚ひき肉と一緒にみそを炒めて肉みそを作ってからスープに加えました。肉みそを作るときに少し焦がすようにすることで、香ばしさとコクのある仕上がりになります!

 また、ししゃものチーズ春巻きは新メニューです!ししゃもとスティックチーズを春巻きの皮で包み、カリッと揚げました!ししゃもは見た目で苦手という生徒もいるので、春巻きの皮で巻くことで見た目の苦手を解消し、春巻きのパリっとした食感と、ししゃもの塩気にチーズのマイルドさが合わさるので、ししゃもが食べやすくなるメニューです。生徒からも「苦手だけど食べられました!」という感想をもらえました!









【給食】2024年5月15日(水)

≪献立≫ ごはん のりの佃煮 牛乳 肉じゃが アーモンド和え   佃煮は、東京都の佃島が発祥の保存食です。のりや昆布、小魚などを、砂糖やしょうゆで甘辛く煮詰めて作ります。佃島は東京湾にあった島で、今から 400 年以上前、江戸時代の東京湾の漁師さん達にとって、とても漁のしやすい場...