2022年6月30日木曜日

【給食】2022年7月1日(金)

≪半夏生にちなんだ献立≫

たこめし

牛乳

冬瓜と生揚げのそぼろ煮

小松菜と卵のごま和え

 

今日は“半夏生”にちなんだ給食を提供しました!半夏生とは1年で1番昼が長い“夏至”から数えて11日目からの5日間のことで、田植えを終わらせる目安や、梅雨明けの目安とされています。この半夏生に関西でよく食べられているのが、今日のごはんに混ぜた「たこ」です!植えた農作物が、たこの足のように大地に根付いてほしいという願いが込められています。そのほかにも、香川県では農作業をした人を労うためにうどんを食べ、福井県では疲労回復と夏を乗り切るために鯖を食べるなど、地域によって様々な風習があります。なかなか馴染みのない半夏生だとは思いますが、今日をきっかけに知ってもらえたら嬉しいです!

 

↓今日の給食室の様子☆




【給食】2022年6月30日(木)

≪献立≫

ごはん

牛乳

シイラのさざれ焼き

レモン和え

いももち汁

 

今日の主菜である“さざれ焼き”に使ったのは“シイラ”という魚です。日本では名前を聞く機会は少ないと思いますが、ハワイでは“マヒマヒ”という名前で親しまれていて、高級魚として扱われています。大きいものだと体長2mにも成長し、オスは成長するにつれて額がでっぱっていくのが特徴です。味はクセがなく、たんぱくな味わいなので、様々な料理に活用されます。今日は下味をつけてパン粉をまぶして焼いた“さざれ焼き”にしました!パン粉がサクサクとしてフライのような食感ですが、揚げるのではなく焼いているので脂っこくなく、暑い日でも食べやすい仕上がりでした!

 

↓今日の給食室の様子☆




2022年6月28日火曜日

【給食】2022年6月29日(水)

≪季節の和菓子・水無月≫

おろし豚丼

牛乳

野菜とわかめのごまだれ和え

水無月

 

今日の甘味は、京都で6月30日に食べられる“水無月”という和菓子です。6月30日は“夏越の祓”といって、1年の折り返しに半年分の悪いものを払って、残り半年を無事に過ごせるように願う日です。夏越の祓には茅という草で編んだ大きな輪をくぐるなど様々な習わしが行れ、その中の1つが、氷を食べて身体を冷やすというものでした。昔は、氷は貴重で庶民は食べられなかったため、氷をイメージして作られた和菓子が“水無月”です。“ういろう”というモチモチした生地の上に甘納豆がのり、氷に見立てて三角形に切られているのが特徴です。そんな水無月を栗中生が残り半年も元気に過ごせるように気持ちを込めて給食室で手作りしました。23年生は昨年度も提供したので覚えていた生徒も多く、1年生は初めて食べる生徒もいたようですが、よく食べてくれていました。

 

↓今日の給食室の様子☆






【給食】2022年6月28日(火)

≪献立≫

エッグトースト

牛乳

チリコンカン

キャロットドレッシングサラダ

沖縄県産スナックパイン

 

今日の果物は沖縄県産のスナックパインというパイナップルでした。名前の由来は、皮のボコボコ1つ1つに沿ってちぎって食べられることからきています!一見、皮が硬そうなパイナップルがなぜちぎれるのかというと、スナックパインはほかのパイナップルと比べて果肉の間に隙間が多いからです。以前はこの隙間の多さが“実が詰まっていない”と言われあまり人気がありませんでしたが、それを逆手にとって“ちぎって手軽に食べられる”と売り出したところ、人気が出た品種です!以前は人気がなかったのが嘘かと思うくらい、甘味たっぷりで香りが良く、実が柔らかいため芯まで食べることができます。

 

昨年度初めて出したときは、ちぎり方がわからずなかなかうまく食べられない様子もありましたが、今日は上手にちぎって食べている生徒が多くいました!

 

↓今日の給食室の様子☆






2022年6月26日日曜日

【給食】2022年6月27日(月)


≪世界の料理・インド≫

チキンビリヤニ

牛乳

サモサ

野菜とウィンナーのスープ

 

今日は給食で世界の味めぐり、インド料理給食でした!インドの食文化は北と南で特徴が違います。北はナンやチャパティと呼ばれるパンのようなものが主食としてよく食べられ、南では今日の給食であるビリヤニや、おかずにご飯を添えて食べるなどお米が主食の中心です。

 

ビリヤニはスパイスで味つけした具をご飯に混ぜんこんだインドの混ぜご飯で、今日は鶏肉を使ったビリヤニを作りました!ささ身を使ったので、蒸してから手作業でほぐすというひと手間がかかっています。また、トッピングにフライドオニオンも作ったので、より本格的な仕上がりになりました。

 

サモサは屋台などでも売られているインドの軽食で、潰したじゃがいもを包んで揚げています。今日は餃子の皮を使ったので、半月型ですが、本来は三角形に包みます。

 

ビリヤニもサモサも数種類のスパイスを使っていますが、量を調整しているので、食べやすい仕上がりになりました!

 

↓今日の給食室の様子







2022年6月23日木曜日

【給食】2022年6月24日(金)


≪献立≫

あしたばパン

牛乳

サメのフライ

キャベツとコーンのサラダ

ポテトポタージュ

 

サメの中には食べられる種類があるのを知っていますか?スーパーなどではなかなか見かけませんし、食べたことがないと思っている人も多いかもしれません。しかし、実ははんぺんなどの練り製品には“ヨシキリザメ”というサメがよく使われていて、知らず知らずのうちに食べている食材なのです。

 

今日のフライには“もうかざめ”と呼ばれるサメを使いました。もうかざめの切り身は白身魚のような色と食感、クセのない味をしていますが、加熱してもあまり身が硬くならないので、今日のように揚げる料理にむいています。今日はパンを柏パンという手で開くことのできるパンにしたので、フライやサラダなどを挟んで食べている生徒も多くいました!

 

↓今日の給食室の様子☆






2022年6月22日水曜日

【給食】2022年6月22日(水)

≪沖縄慰霊の日にちなんだ給食 郷土料理・沖縄県≫

クワジューシー

牛乳

生揚げチャンプルー

ツナ和え

ちんすこう

 

今日は給食で日本の味めぐり沖縄県の郷土料理給食でした。沖縄県では、明日623日は“慰霊の日”といって、太平洋戦争の沖縄戦で亡くなった方々を慰霊し、平和を願う日とされています。太平洋戦争で唯一、地上での戦いが行われた沖縄戦では20万人以上が亡くなり、そのうちの約半分は一般の人々でした。慰霊の日には二度とこのような悲惨なことを繰り返さないという沖縄の人々の願いが込められています。

 

給食では沖縄の炊き込みご飯であるクワジューシー、沖縄の方言で“ごちゃまぜ”という意味のチャンプルー、沖縄が琉球王国時代には王族や貴族のみが食べられる貴重なお菓子とされていたちんすこうを作りました。今日の給食が沖縄や慰霊の日について知るきっかけになってくれたら嬉しいです!

 

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2022年6月19日日曜日

【給食】2022年6月20日(月)

≪献立≫

キャベツのスパゲッティ

牛乳

ビーンズサラダ

桃のヨーグルトクラフティ

 

今日のデザートの桃のヨーグルトクラフティは新メニューです。クラフティとは、フランスで昔から作られている伝統菓子で、卵・砂糖・牛乳・小麦粉などを混ぜ合わせて焼いた、少しもちっとした食感が特徴のお菓子です。給食では桃を入れて焼きましたが、もともとの伝統的なクラフティでは、桃ではなく別の果物を入れます。今日のクイズはここから出題しました!

 

Q.伝統的なクラフティに使われる果物とは、次のうちどれでしょう?

①りんご

②バナナ

③さくらんぼ

 

正解は③のさくらんぼです。クラフティはフランスのリムーザン地方が発祥で、そこの特産物であるブラックチェリーを使って作られていました!

 

もりもり給食ウィークも明日が最終日です。最後まで、クラスで協力して取り組んでほしいなと思います。

 

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2022年6月16日木曜日

【給食】2022年6月17日(金)

≪献立≫

ビスキュイパン

牛乳

かぼちゃのシチュー

ポテトとグリンピースのバターソテー

 

もりもり給食ウィーク3日目は旬の野菜を紹介する野菜の日給食でした!今月の野菜の日給食は、旬のグリンピースをじゃがいもと一緒に炒めたバターソテーです。グリンピースは4月から6月が旬で、鞘付きの生のものはふっくらとして甘みがあり、冷凍のものとは食感も味も全然違います。さて、今日のクイズはもちろん、グリンピースについてのクイズです!

 

Q.一般的に野菜の栄養は、体の調子を整えてくれるビタミン類が多く含まれますが、グリンピースはビタミン以外にも豊富に含まれている栄養があります。次のうちどれでしょう?

①体を作るタンパク質

②エネルギーを蓄える脂質

③骨の材料になるカルシウム。

 

正解は①のタンパク質です。グリンピースは熟すとエンドウ豆となり、分類も野菜から豆類に変わります。そのため、未熟な豆であるグリンピースの状態でもほかの野菜と比べるとタンパク質が多く含まれているのです。

 

グリンピースが苦手という生徒もいましたが、もりもり給食ウィークの期間中であることや、今年はごはんに混ぜるのではなくポテトと一緒にソテーにしたこともあり「一粒は食べます!」と言って頑張って食べている生徒もいました。苦手なものでもちょっとは食べてみる、もりもり給食ウィークがそんなきっかけになってくれたらいいなと思います。

 

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【給食】2024年5月15日(水)

≪献立≫ ごはん のりの佃煮 牛乳 肉じゃが アーモンド和え   佃煮は、東京都の佃島が発祥の保存食です。のりや昆布、小魚などを、砂糖やしょうゆで甘辛く煮詰めて作ります。佃島は東京湾にあった島で、今から 400 年以上前、江戸時代の東京湾の漁師さん達にとって、とても漁のしやすい場...