≪郷土料理・熊本県≫
高菜めし
牛乳
きびなごのから揚げ
青大豆入りおひたし
太平燕(タイピーエン)
今日は熊本県の郷土料理給食を提供しました!写真と一緒に紹介していきます!
ごはんに混ぜ込んだ高菜漬けは、九州を代表する漬物ですが、そのルーツは熊本県の阿蘇と言われています。高菜漬けはそのまま食べてもおいしいですが、刻んだものを炒めてごはんに混ぜる“高菜めし”は郷土料理として親しまれています。給食ではごま油で炒めた高菜に少量のしょうゆで味付けをし、白ごまと一緒にごはんに混ぜましたが、熊本県内では上に錦糸卵がのることも多いようです。↓
きびなごは熊本県だけでなく、長崎県や鹿児島県でも獲れる小魚です。ちょうど今頃、初夏に旬を迎え、旬の時期には刺身でも食べられます。今日は食べやすくから揚げにして1人4尾で提供しました。↓
太平燕(タイピーエン)は春雨を使った麺料理で、明治時代に長崎県にやってきた中国人が考案したという説が有力です。熊本県では給食で出るほどポピュラーなメニュー!スープは鶏ガラと豚骨で白濁するようにとり、揚げた卵が入るなどの特徴があります。給食では普段から鶏ガラでスープをとっていますが、今日はそこに豚骨も加え、いつもよりグツグツと強火で煮ることで白濁したスープに仕上げました。また、揚げた卵の代わりにはうずらの卵を入れています。↓
郷土料理は初めて食べる料理も多く、食べられないこともあると思いますが、様々な地域の食文化を知るきっかけや、全国各地のおいしいものを紹介できたらと思います!