≪季節の和菓子・水無月≫
冷やしきつねうどん
牛乳
新ごぼうのから揚げ
水無月-みなづき-
水無月という和菓子をご存じでしょうか?6月30日は1年の折り返しに当たることから、“夏越の祓-なごしのはらえ-”といって、半年分の厄を払い、残し半年の無病息災を願う様々な習わしが行われます。その中の1つに、宮中では氷を食べて涼をとったというものがあります。昔は氷は高級品とされていて、市民は手に入れることが出来なかったため、氷をイメージして作られたのがこの水無月です!ういろうの上に甘納豆が乗り、氷に見立てて三角形に切られていることが特徴です。主に京都でよく食べられている水無月を、今日は給食室で手作りしました!(調理の様子は写真とともにお伝えします!)
初めて出る和菓子に生徒たちの反応が気になるところでしたが、「これなんですか?」と興味をもってくれた生徒が多く、ういろうを知っている生徒は食べる前に食感や味がイメージできたようでした。知らなかった生徒でも「食べてみたら美味しかった!」と食べてくれた生徒が多く、調理さんが頑張ってくれたかいがありました!これからも給食で初めての料理や食材に出会うことが多いと思いますが、意図や由来を知りながら食べることで、食の幅を広げてもらえたらと思います!
↑ういろうの生地は小麦粉・上新粉・砂糖・水で作りました!濾すことでダマがなくなり綺麗な生地になります。
↑生地の2/3を流し入れて5分蒸したら、甘納豆を敷き詰めて残りの生地を流し入れてさらに20分蒸します。
↑三角形に切ってクラスごとに配缶します。
↑綺麗な2層の水無月ができました!
↑油揚げは味がしっかり染み込むまで煮ました!
↑ごぼうが苦手という生徒もから揚げにすると食べやすい!