≪郷土料理・東京都≫
深川丼(深川めし)
牛乳
ちゃんこ鍋
野菜とわかめのごま酢和え
もりもり給食ウィーク2日目は、給食で日本の味めぐり、東京都の郷土料理給食です。今回のもりもり給食ウィークでは、喫食時間確保の取り組みだけでなく、郷土料理や世界の料理、こよみに合わせた料理など、様々な料理を紹介します!
さて、私たちが住む東京都にも、昔から伝わる様々な料理があります。その中から今回は、深川丼とちゃんこ鍋を紹介しました!
深川丼はあさり漁が盛んだった江東区深川地区の漁師が食べていた賄い飯がルーツとされています。昔は、深川地区一帯は海で、漁師たちは、船の上であさりをサッと煮てごはんの上にかけた料理をよく食べていました。また、家庭には具を炊き込んで混ぜごはんにする作り方が広がっていたようです。昭和37年に漁業権を放棄したのをきっかけに、深川地区で漁をする姿は見られなくなりましたが、今も深川地区や近隣の地区では深川めしを提供するお店があり、伝統の料理を受け継いでいます。本来の深川めしはあさりとねぎが主な具ですが、給食では野菜や油揚げも加えて具沢山に仕上げました。
ちゃんこ鍋は相撲部屋で振る舞われている鍋料理として馴染みがありますが、現在はちゃんこ鍋屋さんがあるなど、一般的にも広く親しまれています。もともとは1つの相撲部屋で始まったちゃんこ鍋ですが、様々な食材を一度に摂ることができ、栄養バランスが理想的であったことから、様々な相撲部屋で作られるようになりました。部屋によって、出汁や具、味付けは様々あるようです。給食では鶏ガラでとったスープに手作りの肉団子、たっぷりの野菜、ホタテなどを入れて作りました!
普段は全国各地の郷土料理を紹介していますが、身近な東京都の伝統的な料理に目を向けるきっかけになったらと思います!
↓今日の給食室と教室の様子☆