≪卒業祝い献立≫
赤飯
牛乳
鶏肉のから揚げ
野菜とわかめの和え物
祝なるとのすまし汁
今日は3年生への卒業祝い献立でした!和食のお祝い御膳をイメージして、日本のお祝いには欠かせない赤飯、給食で人気があるから揚げ、「祝」と書かれたなるとが入ったすまし汁を作りました。
赤飯に入っている豆は“ささげ”といって、同じような赤色をしている小豆と比べて皮がしっかりしているため、崩れにくく赤飯にむいています。また、お祝いの時に赤飯や水引など赤色のものが多いのは、赤いものには悪いものを払う力があるとされているからです。苦手な生徒もいる赤飯ですが、日本で昔から食べられているお祝い料理に親しむ機会として、給食では敢えて取り入れるようにしています。その分、ささげは国産のものを使用し、もち米を入れて本格的に作っているのがこだわりです!また、上にごま塩を振ることで、味のアクセントをつけて食べやすくしています。
から揚げは鶏モモ肉の皮なしを使用することで、揚げた時に皮がはがれて廃棄になってしまうこともなく、しっかりボリュームのある仕上がりになりました!どのクラスにもおまけが入ったのですが、さすが人気メニュー!残菜はゼロで返ってきました!
さて、3年生にとっては今日が最後の給食です。小学校1年生から中学3年生までで食べた給食は約1700回にもなります。(栄養士としては成長していく子供たちの食事にここまで関わっているのかと思うと背筋の伸びる数字です。)「あのメニューが大好きだった!」「食べられなかったものが食べられるようになった!」きっとそれぞれ給食に思い出があるのではないでしょうか?なかなか食べる機会はなくなってしまいますが、楽しかった・おいしかった思い出や、食事を選ぶときに思い出してもらえる給食であったならいいなと思います。ぜひご家庭でも給食の思い出を話題にしてみてください。
↓今日の給食室の様子☆