≪郷土料理・新潟県≫
ごはん
牛乳
鮭と車麩のつや煮
栃尾揚げのすまし汁
デコポン
栗島中の給食では、全国各地に伝わる郷土料理や、その土地の食材、時にはご当地グルメを紹介する郷土料理給食を月1回程度提供しています!今日は2年生が来週行く、魚沼がある新潟県で馴染みのある食材、鮭・車麩・栃尾揚げを使った給食を提供しました!
新潟県北部の沿岸にある村上市では、昔から鮭を使った料理や加工品が作られてきました。その中でも、鮭を塩漬けにし、冷たい風にさらして作る“塩引き鮭”が特に有名で、風にさらすときに鮭を丸ごと天井から何尾も吊り下げている様子は村上市の風物詩でもあります。車麩は新潟県の名産品で、小麦粉で作った生地を何度も巻きつけながらバームクーヘンのように焼いていきます。巻き数が多いほど手がかかりますが、新潟県では4回巻のものが多く作られているそうです。塩引き鮭そのものを使うわけにはいきませんでしたが、今日は鮭と車麩を使って味の染みた煮物を作りました。栃尾揚げはとても分厚い油揚げで、新潟県の名物とされています。本来は焼いて食べることが多いのですが、今日は汁物に使いました。分厚い油揚げは食べ応えもあり、うま味も出てシンプルながらとても美味しく仕上がりました!煮物のボリュームが多かったため(ごめんなさい。)、なかなか完食とはいきませんでしたが、味の染みた車麩のおいしさやいつもの油揚げとは違う栃尾揚げの食感などを感じながら食べてくれたようです。
郷土料理給食は年に何度も出る料理ではないので、食べ慣れるという点では難しい面もあるかもしれませんが、給食を通じて日本各地の様々な食材や料理を知ってもらい、興味を持ってもらえたらと思います!
↓今日の給食室の様子☆