2024年6月28日金曜日

【給食】2024年6月28日(金)


≪季節の和菓子・水無月≫
鮭とわかめのごはん
牛乳
冬瓜と生揚げのそぼろ煮
おひたし
水無月 

今日の甘味は、京都で6月30日に食べられる “水無月”という和菓子です。6月30日は“夏越の祓(なごしのはらえ)”といって、半年分の悪いものを払って、残り半年を無事に過ごせるように願います。夏越の祓には茅(ちがや)という草で編んだ大きな輪をくぐるなど様々な習わしが行われ、その中の1つが“氷を食べて身体を冷やす”でした。昔は、氷は貴重で庶民は食べられなかったため、氷をイメージして作られたのが“水無月”です。“ういろう”というモチモチした生地の上に甘納豆がのり、氷に見立てて三角形に切られているのが特徴です。

 今日は、栗中生が残り半年も元気に過ごせるように気持ちを込めて、給食室で水無月を手作りしました。栗中では毎年恒例の水無月ですが、1年生は初めて見る生徒が多く、おそるおそる食べてみると『意外とおいしい!』と言われるメニューでもあります。今年の1年生の反応は「おばあちゃんが作ってくれるやつだ!」と言っている生徒がいてこちらが驚いてしまったり、「あんこが好きだから嬉しい!」「この白い部分はなんですか?」と興味をもっている生徒が多くいました。給食を通して伝統的な和菓子にも親しんでもらえたら嬉しいです。
 
↓今日の給食室の様子☆







2024年6月26日水曜日

【給食】2024年6月27日(木)


≪ランチルーム給食・2-2≫
ココアパン
牛乳
メダイのアーモンドパン粉焼き
キャロットドレッシングサラダ
ポテトポタージュ 

今日は2年2組のランチルーム給食でした!今年度のランチルーム給食は、各クラス年1回、ランチルームでテーブルマナー体験をします。献立の内容はほかのクラスと変わりませんが、おぼんの代わりにランチョンマットが敷かれ、スプーンとフォークだけでなくナイフも使っていただきます。また、通常は前向き給食ですが、ランチルーム給食では班ごとに向き合ってテーブルにつき、会話も楽しみながらの会食です。 
 
 2年生で行った事前指導からは1カ月ほど時間が空いてしまったこともあり、食べる前にパン・スープ・メインの食べ方をそれぞれ確認してから会食を始めました。今日のメインは魚料理で、肉料理よりも身が崩れやすいので食べるのが難しそうでしたが、生徒同士でアドバイスしあいながら食べている様子が見られました。2年2組は普段からよく食べるクラスですが、ランチルーム給食でもおかわりの手がたくさんあがり、楽しくおいしく食べていました!
 
↓今日の給食室の様子☆





2024年6月25日火曜日

【給食】2024年6月26日(水)


≪献立≫
ごはん
牛乳
切干大根の卵焼き
竹輪と野菜の和え物
呉汁 

今日の汁物は呉汁です。「呉」というのは、水で戻してすりつぶした大豆を表しています。呉汁は宮崎県、鹿児島県、福井県、埼玉県など全国各地の郷土料理としても親しまれていて、すりつぶした大豆が入るのは共通ですが、地域によって一緒に入れる食材が異なります。例えば、鹿児島県や宮崎県などは旬の野菜や芋などが入ったみそ汁のような仕上がりですが、福井県の呉汁はペースト状になるまですりつぶした大豆がたっぷり入り、ほかの具はねぎや唐辛子を散らす程度です。給食の呉汁はにんじんや大根、油揚げなどを入れ、大豆はペーストに近い状態にしました。出汁のうま味と大豆のコクが感じられる仕上がりでした!
 
↓今日の給食室の様子☆




【給食】2024年6月25日(火)


≪献立≫
醤油ラーメン(つけ麺)
牛乳
コイワシの香り揚げ
根菜のごまだれ和え 

今日の醤油ラーメンは2種類の出汁を使った特製醤油ラーメンです。2種類の出汁のうち、1つは鶏の骨から取った鶏ガラスープ、もう1つは煮干しから取った出汁を使っています。出汁やスープには、うま味成分が含まれていて、違う種類のうま味成分を混ぜ合わせると、相乗効果でうま味が増す特徴があります。鶏ガラスープのうま味成分は“グルタミン酸”、煮干しで取った出汁のうま味成分は“イノシン酸”と種類が違うので、ブレンドするとうま味が増し、コクのある仕上がりになります。今年度初めてのラーメンの提供でしたが、1年生から3年生までよく食べていました!
 
↓今日の給食室の様子☆





2024年6月21日金曜日

【給食】2024年6月21日(金)


≪沖縄慰霊の日にちなんだ給食 郷土料理・沖縄県≫
クワジューシー
牛乳
生揚げチャンプルー
レモン和え
ちんすこう 

今日は沖縄県の郷土料理給食です。沖縄県では623日は“慰霊の日”と言って、太平洋戦争の沖縄戦で亡くなった方々を慰霊し、平和を願う日です。太平洋戦争で唯一、地上での戦いが行われた沖縄戦では、県民の4分の1が犠牲になりました。慰霊の日には「二度とこのような悲惨なことが繰り返さない」という沖縄の人々の願いが込められています。給食では沖縄の炊き込みご飯であるクワジューシー、沖縄の方言で“ごちゃまぜ”という意味のチャンプルー、琉球王国時代の貴重なお菓子である“ちんすこう”を作りました。2階会議室前の食育掲示板には、沖縄に関する掲示や図書館にあるおすすめの本を掲示しました。今日の給食が沖縄県や慰霊の日について少しでも興味をもつきっかけになったら嬉しいです。
 
↓今日の給食室の様子☆







 

2024年6月20日木曜日

【給食】2024年6月20日(木)


≪もりもり給食ウィーク5日目・オリンピックパラリンピック開催国リレー給食≫
天丼(かき揚げ・キス天)
牛乳
卵とわかめのすまし汁
さくらんぼ(佐藤錦) 

もりもり給食ウィーク最終日は、オリパラ開催地リレー給食です。今月は新型コロナウイルス流行の影響で1年延期になり、2021年に開催となった東京2020オリンピックパラリンピックにちなんで、日本や東京の食文化を感じられる献立にしました。
 
 まず、江戸の食文化の1つである“天ぷら”です。天ぷらが日本に伝わったのは室町時代ですが、江戸時代後期に、江戸の街(今の東京)では屋台文化が広がり、それとともに天ぷらも庶民に広がっていきました。屋台で売られていた天ぷらは、食べやすいように串に刺さっていて、天つゆをつけて食べていたようです。給食ではかき揚げとキス天を乗せた天丼にしました。タレも用意した本格的な天丼です。
 
 そして、汁物はかつお出汁を効かせたすまし汁、果物は旬の“さくらんぼ”です。季節ごとにおいしい生の果物が食べられるのも、日本の食文化の特長の1つ。果物がよりおいしくなるように、農家さんが丁寧に丁寧に育ててくれているからこそ、日本の果物はどれもおいしく、生で食べるのが当たり前になっているのです。
 
 給食で出るのは珍しい天丼と、年に1度出るか出ないかのさくらんぼを、みんな味わって食べていました!
 
↓今日の給食室の様子☆



2024年6月19日水曜日

【給食】2024年6月19日(水)


≪もりもり給食ウィーク4日目・給食委員が考えた献立④≫
ポークカレーライス(星形にんじん入り)
牛乳
ツナとアーモンドのサラダ
国産スナックパイン

今日の給食は5組の給食委員が考えた献立です。このメニューを選んだ理由は、みんなが好きでおいしそうだから、にんじんを星形にしたのはカレーのにんじんを食べやすくするためだそうです。おいしく楽しく食べよう!という気持ちで考えてくれました。 

給食は本当にたくさんの工程を経て作られるので、野菜を型抜きするのは、想像以上に大変なこと。ですが、みんなに喜んでもらえるように、調理さんたちが頑張ってたくさんのにんじんを星形に抜いてくれました。星形に抜いたにんじんだけでなく、星形に抜かれた輪切りのにんじんも使うことで、みんなにたくさんの星が届くように工夫をし、残ったにんじんはすりおろしにしてカレーに加えました。この日のカレーはルーの焦がし具合も絶妙!豚肉も、普段はこま肉を使いますが、この日は角切りの豚肉を炒めずに煮込むことで、少しサラッと目のルーに、豚肉・にんじん・じゃがいもがゴロっと入った、少し大人のカレーに仕上がりました。星形のにんじんに喜んでくれる生徒も多く、調理さんが頑張ってくれたかいがありました!

果物は、皮のボコボコに沿ってちぎって食べることできる沖縄県産の“スナックパイン”です。ちぎることができるのは、果肉の間に隙間が多いからなのですが、以前は“実が詰まっていない”と言われ、人気がありませんでした。しかし、それを逆手にとって“ちぎって手軽に食べられる”と売り出したところ、人気が出た品種です。栗中では毎年出しているので、2,3年生は慣れたもの!1年生も、掲示したプリントを見ながらちぎる食べ方を試していました。

↓今日の給食室の様子☆





2024年6月17日月曜日

【給食】2024年6月18日(火)


≪もりもり給食ウィーク3日目・給食委員が考えた献立③≫
二色揚げパン(きな粉・リッチココア)
牛乳
ABCマカロニ入りポトフ
アスパラと卵のサラダ 

今日の給食は1年生~3年生の1組の給食委員が考えた献立です。このメニューを選んだ理由は、人気メニューにすることで残菜が減ると思ったから、ABCスープをポトフにアレンジして新メニューにしたら興味がでると思ったからだそうです。
 
 二色揚げパンは、きな粉味は普通のコッペパンですが、ココア味はココアのコッペパンを使うことでより濃厚な味わいに仕上げました。また、サラダに入っているアスパラガスは旬の野菜です。アスパラガスの栄養には、疲れを回復したり、スタミナをアップさせたりする効果があり、ジメジメしていて調子を崩しやすい今の時期にもぴったりの食材です。
 
 もりもり給食ウィークも折り返し!各クラス協力して取り組む様子が見られています。残り2日間もそれぞれの目標に向かって、取り組んでもらえたらと思います。
 
↓今日の給食室の様子☆





2024年6月16日日曜日

【給食】2024年6月17日(月)


≪もりもり給食ウィーク2日目・給食委員が考えた献立②≫
豚肉のクッパ
牛乳
キムチ炒め
ファチェ‐韓国のフルーツポンチ‐ 

今日の給食は1年生と3年生の3組の給食委員が考えた韓国料理の献立です。韓国料理を選んだ理由は、好きな人が多そうで、給食では見たことないメニューを取り入れたいと思ったからだそうです。キムチは胃腸にもとても良く、たくさん食べて健康になってほしいという気持ちも込められています。

クッパはスープとごはんを組み合わせた韓国の定番料理です。使っている食材によって味わいが変わります。今日は豚肉をたっぷり使ったテジクッパにしました。 

韓国風フルーツポンチである“ファチェ”は、はちみつや砂糖などが入った甘いシロップに季節の果物が入ったデザートです。食べる時に牛乳を入れることも多いので、今日はそれを再現し、季節の果物はすいかを入れました。スイカが入ったファチェはスバクファチェとも言われます。

給食では見たことないメニューを出したかったという給食委員の思いもあり、韓国料理の中でもなじみの少ないメニューではありましたが、生徒たちはよく食べてくれました。

また、実は今朝の食育朝礼で『噛む効果』という話をしたにも関わらず、柔らかかったり流し込めてしまいそうなメニューだったのですが、生徒は朝礼の内容をよく聞いていたようで、噛む回数を数えていたり、『今日の給食噛んで食べるのが難しいかも・・・』と噛もうという意識を持っていた生徒も多くいました!

↓今日の給食室の様子☆





【給食】2024年11月22日(金)

≪新米食べ比べ給食“チョイス・オブ・ライス”・最終日≫ ごはん(秋田県産・あきたこまち) 牛乳 鯖のみそ煮 白菜のごまおかか和え じゃがいも入りかきたま汁    新米食べ比べ週間“チョイス・オブ・ライス”最終日は、秋田県産の“あきたこまち”です。あきたこまちは“コシヒカリ”と“奥...